日々刻々とコロナウィルスに関する対応が変化しております。
この状況のなか、当院では感染症専門医の意見を参考に以下の理由からインフルエンザに対する迅速検査を当面の間中止とさせて頂きます。
・現時点で症状からは新型コロナとインフルエンザ感染症を区別できない。
・現在インフルエンザ感染症は激減している中で殆どの学校が臨時休校となった。
・元々インフルエンザ迅速診断の陽性率は60−70%程度であり補助診断にすぎない。
・検体採取の際に分泌部に含まれるウィルスが大量に飛散する。
・感染防御用の医療用マスクやガウン等の資材が不足している。
・新型コロナ感染であればスタッフや他の患者さんへの院内感染を引き起こしかねない。
以上の理由から新型コロナウィルスの迅速診断が出来ない現時点でのインフルエンザ検査は、危険性が有益性を上回ると判断し原則中止とさせて下さい。(溶連菌感染、マイコプラズマ感染等の迅速診断に関しても同様の扱いとなります。)